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国鉄金沢局1975年(昭和50年)
国鉄金沢局1975年(昭和50年)

特急「加越号」運転記念入場券

1975年(昭和50年)3月10日、関西と北陸を結んでいた優等列車が、湖西線経由に変更されたことで米原を経由しなくなった。これにより所要時間は大幅に短縮されたが、東京・名古屋方面とを結ぶ東海道新幹線と米原で接続できなくなった。そこで新たに米原と北陸を結ぶ特急として「加越」が6往復新設された。

本券は「加越」の運転開始を記念して発行されたもので、表面は目的地である北陸地方の地図を背景にして、ひときわ目を引く加越号の大きな文字と、使用される485系電車の写真を載せた図案になっている。

入場券の表面。背景は北陸三県の地図になっていて、左側にエル特急加越号運転記念の大きな文字、右上に50年3月10日の文字があり、右下に485系電車の写真が掲載されている。サイズは15.2×6.2cm。
入場券 表面(15.2 × 6.2 cm)

裏面には設定された6往復すべての主要駅時刻表と編成表が掲載されている。

入場券の裏面。エル特急「加越号」時刻表と題して、6往復すべての米原から富山までの主要駅時刻表を掲載。編成表も掲載されていて、7両編成で1〜3号車が指定席、4号車がグリーン車、5〜7号車が自由席となっている。
入場券 裏面

6往復で運転を開始した「加越」は国鉄末期には8往復にまで成長。JRになってからも東海道新幹線と北陸地方を結ぶ特急として活躍してきたが、2003年(平成15年)10月1日のダイヤ改正で、名古屋と富山を結んでいた特急「しらさぎ」に編入され、列車としては存続するものの愛称としては消滅した。

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