
出雲崎駅は新潟と柏崎を結ぶ越後線にあり、良寛の生誕地として知られる出雲崎町の代表駅である。開業は1912年(大正元年)12月28日のことで、当時は越後鉄道であったが、昭和初期に国有化されて越後線となっている。開業から68年目となる1981年(昭和56年)には駅舎の改築があり、本券はそれを記念して発行されたものである。
表面は新駅舎と駅スタンプ、それぞれのイラストを組み合わせた図案になっている。

裏面には旧駅舎と思われる木造駅舎の写真を背景として、出雲崎駅の沿革や名所旧跡が記され、傍らには良寛の肖像画が配されている。

本券発行から45年目となる現在の出雲崎駅であるが、当時新築だった駅舎はいまも現役でがんばっている。外観も目立った変化はなく、すべてが当時のままのように思えるが、内部には無人化という大きな変化が起きている。みどりの窓口に売店まで備えていた大柄な駅舎だけに、広い待合室があるだけの現在の状況に、なんともいえない寂しさを感じる。

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