
鳥取県の主要駅といえば鳥取・米子・倉吉がなんといっても有名だろう。利用者数もこの3駅が上位に連なっている。そんな倉吉駅が明治時代から長きに渡り、上井駅を名乗っていたことは、あまり知られてないように思う。
倉吉に改称されたのは1972年(昭和47年)2月のことだ。同時に駅舎も鉄筋コンクリート造りの近代的なものに改築されている。名実ともに倉吉の玄関口になったという感じである。その時に新駅舎の完成を記念して発行されたのがこの入場券だ。
表面は新築された駅舎に駅スタンプを組み合わせたイラストになっている。現在では倉吉の観光地といえば市内にある白壁土蔵群が有名だけど、当時はそうでもなかったのか、スタンプの図案は温泉と三徳山とゴルフ場になっている。

裏面には観光地の紹介文が載っている。こちらも三朝温泉・関金温泉・東郷温泉・浅津温泉と温泉ばかりが目立つ。当時の白壁土蔵群は観光地としてどんな評価だったのだろうか。

この新築された駅舎は37年後の2009年(平成21年)に営業を終え、現在はより近代的な橋上駅舎に生まれ変わっている。

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