
1899年(明治32年)3月20日、富山駅と高岡駅を結ぶ、北陸本線の一部となる路線が開業した。そのとき中間付近の小杉町に開設されたのが小杉駅である。それから80年目となる1979年(昭和54年)に、小杉駅舎の改築があり8月10日に竣工した。
本券は改築記念に発行されたもので、表面は立山連峰と小杉大仏という小杉町の名所写真に、新駅舎のイラストを組み合わせた図案になっている。

裏面には小杉駅周辺の観光案内図と蓮王寺の木造大仏の説明文がある。木造大仏というのは表面の写真にある小杉大仏のことだ。高さは約5m、東大寺の大仏にも関わった行基の作とされるもので、越中三大仏のひとつに数えられている。表裏で扱われていることから小杉町を代表する存在であることが伝わってくる。

改築から半世紀近くになる現在の小杉駅舎だが大きな変化もなく現役である。一方で取り巻く環境は大きく変化していて、2005年(平成17年)に市町村合併に伴い、所在地が小杉町から射水市に変更。2015年(平成27年)には北陸新幹線の金沢開業に伴い、所属がJR西日本からあいの風とやま鉄道に変更、わずかながら停車していた大阪や新潟行きの特急列車がくることもなくなった。

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