
桔梗という青紫色をした花の姿を想起させる名前の駅がある。所在地は北海道函館市、所属するのは函館本線、路線内では函館駅と北海道新幹線と接続する新函館北斗駅のほぼ中間に位置している。開業は1902年(明治35年)と長い歴史を有する駅である。
本券は開業から80年となることを記念して制作されたものだが、どういう訳か発行されたのは前年の1981年(昭和56年)のことである。
表面は桔梗駅の大柄で古めかしい貫禄ある木造駅舎と、周辺の高台から遠望したと思われる、津軽海峡を背にした函館市街と函館山の写真で構成されている。

裏面には桔梗駅や函館市桔梗町についての、歴史や立地などが簡潔に記されている。花の姿が浮かぶ駅名についても触れられていて、それによると実際桔梗の花からきているそうで、辺りに桔梗の花が咲きほこり桔梗野と呼ばれていたことに由来するという。

現在の桔梗駅はというと駅舎改築や無人化などがあり、当時とは随分様相が変わったが健在である。次の節目となる開業130年まであと6年だ。

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