PR
国鉄大分局1974年(昭和49年)
国鉄大分局1974年(昭和49年)

日豊本線 宮崎電化開業 記念入場券

北九州の小倉から南下して鹿児島に至る日豊本線。昭和初期の全線開業から長く非電化であったが、1966年(昭和41年)の小倉から新田原しんでんばるまでの区間を皮切りに、電化が進められるようになった。1967年(昭和42年)には大分県の幸崎まで南下、1974年(昭和49年)には宮崎県の南宮崎まで伸びてきた。これにより九州東側の別府・大分・延岡・宮崎といった主要都市が電車で結ばれるようになった。

本券は宮崎電化を記念して発行されたもので、イラストで仕上げられた表面の図案は、電化の象徴ともいえる特急形電車の顔を中央に据え、そのまわりを臼杵の臼杵大仏、津久見のみかん、佐伯の独歩碑など、電化区間沿線の名所名物で埋めたものになっている。

入場券の表面。サイズは18.2 × 7.2 cm。
入場券 表面 (18.2 × 7.2 cm)

裏面には電化直後の1974(昭和49年)4月25日に行われた国鉄ダイヤ改正のなかで、宮崎に関連するものが列記されている。内容としては大分止まりだった電車特急の宮崎延伸や、気動車特急が電車特急になるなど、電化による効果を存分に発揮したものになっている。寝台特急は増発のみならず新型車両(24系25形客車)の投入も行われているのが目を引く。

入場券の裏面。
入場券 裏面

南宮崎までの電化が完成してからの日豊本線であるが、電化工事はさらに進められ、本券発行の5年後となる1979年(昭和54年)には、南宮崎と鹿児島の区間が電化されている。これにより日豊本線の全線電化が完成した。

コメントする