
オユ10は郵便物の仕分けや輸送を行う郵便車である。1986年(昭和61年)に鉄道郵便が廃止されるまで全国各地で活躍した車両だ。ほとんどは解体されてしまったが、国立の中央郵政研修センターと、のと鉄道能登線の甲駅構内に留置された2両が生き残った。
野ざらしだった甲駅の車両は老朽化が進んでいたが、民間団体の手により内外の整備が行われ、1998年(平成10年)10月10日という、10並びの日に内部が一般公開された。本券はそれを記念して発行されたものである。
入場券は10年10月10日の日付が入った甲駅のもので、表面の図案は、甲駅構内と郵便客車の写真が並べられている。

裏面にはオユ10の説明が記されている。

甲駅は2005年(平成17年)4月1日に、能登線が廃止されたことで廃駅となってしまったが、オユ10は事前に能登中島駅の構内に移され、いまも変わらぬ姿を見せている。

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